〈那須岳・朝日岳〉日帰りで縦走してみた!【山々とパノラマ】
こんにちは、しんです。
今回登るメインの山は、栃木県は那須高原にあります、その名も〈那須岳〉です!(ドドーン)
那須岳とは、日本百名山にも選ばれている茶臼岳と呼ばれる山の別称です。
他にもいくつかの山が連なっていて、今回はその一つである〈朝日岳〉にも登ります!
一応二つの山の頂上を制覇するので、縦走と呼んでもいいんじゃないかなと思います。
日帰りで縦走できるって素晴らしくないですか?
バスである程度は登れるし、ロープウェイもあるので体力に自信がなくても大丈夫!
まだ登ったことのない人は参考にしてみてください!
〈那須岳・朝日岳〉について
那須岳は日本百名山のひとつで、その主峰が茶臼岳(1915m)です。茶臼岳のことを那須岳と言うこともあります。茶臼岳には9合目までロープウェイがあり、30分ほどで広い山頂に立つこともできます。山頂は溶岩ドームで火口から煙を上げています。
朝日岳(1896m)は岩山で火山活動はありません。木がないため非常にいい眺めが得られます。ただ峰ノ茶屋一帯を中心に風の通り道に当たるため、大人でも飛ばされる強い風が吹くことがあります。要注意です。
(日本山岳会)
那須岳は紅葉が綺麗な山としても有名です。
山頂近くになるとほぼ岩山なので紅葉は拝めませんが、道中に緑と紅のコントラストが綺麗な山並みが見えます。
僕が登ったのは11月3日で、少しピークを過ぎてしまって見られなかったので、10月末に行くといいかもしれません。
アクセス
前述の通り、那須岳はバスで行けます。
僕はJR黒磯駅から関東自動車(東野バスと合併)のバスに乗って行きましたが、同じバスに那須塩原駅からも乗れます。
そっちの方が早く通るので座れるかもしれません。
運賃は後払いで、かなりたくさんの人が乗るので前もって両替しておくとスムーズに降りられます。
また、一般の運賃乗車の他に、2日間バス乗り放題のフリーパスがあるそうです。(詳しくはコチラ↓↓↓)
https://www.kantobus.co.jp/common/sysfile/topics/ID00000472binary1.pdf
バスで行けるということはもちろん自家用車でも行けるのですが、あんまりオススメはしません。
と言うのも、時期にもよりますが、特に紅葉の時期の那須岳はとても混みます。
僕もバスが途中で渋滞に巻き込まれて止まってしまったので、途中下車させてもらって歩きました。
駐車場も見た限り満車だったので、やはりバス(もしくはバイク)がいいのかなと思います。
ちなみに僕が乗ったのは、9時半ごろに那須ロープウェイに着く予定のバスでしたが、その頃にはすでに大渋滞でした。
もっと早い時間に行くなら、むしろ自家用車の方が小回りきいていいと思います!
ルート
お馴染みYAMAPより、歩いたルートはこんな感じです。
東側のSからスタートして、北に向かって朝日山を登頂し、そのまま南に戻って茶臼岳(G)まで縦走しました。
SからGまで薄い線が引いてあると思いますが、これがロープウェイです。
5分ほどで茶臼岳の頂上付近まで行けるので体力に自信のない方は是非!
(しかし、片道1200円っていうのはちょっと高い…。)
ロープウェイで茶臼岳山頂まで行ってまたロープウェイで下るもよし、茶臼岳から朝日山まで縦走して東側に下っていくもよし。
基本的には日帰りで行くならこのルートになるかと思います。
自分の体力や目的に見合ったルート選びを心がけましょう!
見どころ
一番の見所はなんといっても茶臼岳山頂!
その景色もさることながら、頂上はドームとなっていて、富士山頂のようにお鉢まわりができます。
鳥居やお賽銭なんかもあったりして、写真撮影に列ができてました!
(そのとき撮ってもらった写真がこれ↓↓↓)
周りの景色の写真とかも撮りましたが、やはりその素晴らしさはパノラマビューにあるので、写真では残念ながら伝えきれません…
朝日岳は山頂にたどり着くまでの岩場がとてもスリリングでした。
山間にあるので風も強く吹いていたし、手も使わないと登れないような段差もたくさん。
とはいえ、子どもたちもけっこう楽々登ってたので、あんまり気負わずチャレンジしてみるといいと思います!
個人的なお話
ここからは、僕の個人的な感想なので、興味なかったら読み飛ばしても構いません。笑
まず、子どもの頃の那須高原の思い出から。
僕は観光嫌いで、いつも親に旅行とかに連れて行かれる時はムスッとしてました。
でも、那須高原にはじめて来た時、自分の中で自然に対する敬意というか、その大きさに感動した記憶があります。
みんなで那須サファリパークに行って、車を動物に舐められまくったりもしました。
その帰りに、ホワイトタイガーの赤ちゃんが生まれたとかで記念ハンカチを売っていて、親におねだりして買ってもらいました。
僕は滅多にお願い事とかしないタイプだったので、本当に欲しかったんだと思います。笑
そのハンカチは今でも大切にとってある、大切な思い出の品です。
次は目ん玉飛び出そうなほどびっくりしたこと。
ロープウェイの駅から朝日岳までの中間地点にある「峰の茶屋」に向かっている時のことです。
地面がゴツゴツしてて危なかったのでずっと足元を見て歩いてたんですけど、ふと前を見ると、なんと自転車がいました。笑
え、自転車?!歩くのも困難なのに自転車?!
と、ツッコミそうになったくらい。
いくらマウンテンバイクとは言っても…いや、山を走るからマウンテンなのか?でもさすがにあんなの無茶だろ!とかいろんなことをグルグル考えてたらわけわかんなくなって、通り過ぎていく自転車をしばらく見つめてました。
あの先どうやって帰ったのかすごく気になる…。
最後に、ムカついた話。
まあ僕の器量がないってだけなんですけど、那須岳はロープウェイでも簡単に来れちゃうので、まあカップルが来るわけですよ。
で、僕が茶臼岳から下りてきてロープウェイの駅に向かっている時に、道脇のベンチに座ったカップルがいて、
「キャー超盛れた〜!私じゃないみたーい!」
って自撮りして騒いでたんですよね、私服で。
ロープウェイ山頂駅から茶臼岳山頂までは徒歩30分くらいなので別な着込む必要もないんですけど、なんか山を舐めてる気がしてイラッとしました。笑
そんで僕がロープウェイの駅着いて、乗ろうとした時、なぜかそのカップルもいたんですね。
僕はなかなか早いスピードで下ってきたはずなので、私服カップルを追い抜くはずないと思って、そのカップルはこれから登るんだと察してたんですよ。
なのに僕と同じロープウェイ乗ってたってことは、あの自撮りのあとまっすぐロープウェイの駅来たってわけじゃないですか。
はたしてお前らは登頂したのか?と気になったわけです。
仮に僕より先に頂上から下りてきていたとしたら、結構な時間二人で自撮りしてたわけですよ!
それはそれでまたムカつきません?!
でも一緒に山まで来てくれる彼女っていいよなぁ…と多くの山ガールを見て思いましたとさ。
おわり
p.s. 登山の様子をInstagramに載せたりしてます。よかったら見てね!(@shin_0410)