甲武信ヶ岳で避難小屋泊【山々とパノラマ】
11月末の土日に、甲武信ヶ岳という山に登ってきました!
登山上級者の方と一緒に、避難小屋で一夜を明かしました。
はじめての山でのお泊まりだったので色々経験できて良かったです!
めちゃめちゃ更新遅れたのはご愛敬…
甲武信ヶ岳について
標高: 2475m
場所: 山梨・埼玉・長野の3県の県境
甲斐(山梨)、武蔵(埼玉)、信濃(長野)の3県にまたがっていることから、「甲武信ヶ岳」と呼ばれているそう。
日本百名山のひとつ。
アクセス
今回は一緒に行った方の車に乗せてもらって、西沢渓谷付近の登山口から登りました。
電車とバスでも行けないことはないですが、塩山駅から西沢渓谷入口へのバスは1時間に一本しかない上に、朝晩2本ずつしか出ていません。
帰りのことも考えると、バスで行くのはなかなかリスキーだと思います。
途中すれ違った方々にちょこっとお話をお聞きしましたが、バスで来てる人はほとんどいなかったです…。
ルート
YAMAPが有料会員向けに変わってしまったため、今回はGPSを使ってルートを残すことができませんでした。
他のアプリに変えるか、有料会員になるか、悩みどころです、、
コースは長野県側と山梨県側からふたつありましたが、今回のコース(西沢渓谷入口)は山梨県側です。
駐車場から舗装された道を歩いていくと、徳ちゃん新道と近丸新道という二つのルートがあります。
いたるところに「近丸新道は危険なので徳ちゃん新道から登ってください」と書いてあったのですが、見事に見逃して近丸新道から入ってしまいました。
結果、山道がボロボロに崩れていたり、凍りかけた細い鉄板1枚を伝って川を渡らなければならなかったり、めちゃめちゃにハードなので気をつけてください。笑
(凍った橋では綺麗に滑って足がずぶ濡れになりました、、)
この分岐を抜ければあとは頂上まで一本道ですが、途中で破風山方面に抜けたところにある避難小屋で一夜を明かしてから、翌朝登頂しました。
登頂
夜に避難小屋泊して、翌朝日の出を観に行こうとしてたんですけど、曇り空と強風により断念。
7時ごろに曇の中登頂したんですけど何も見えず…
1時間くらい甲武信小屋のベンチでご飯食べてたら晴れてきたので、再登頂したら雲が嘘みたいに晴れて絶景が拝めました、、✨
諦めないって大事ですね。笑
頂上からは、富士山はもちろん、八ヶ岳や南アルプスの山々が見えていたらしいです!
(同行者に教えてもらった)
例によって写真は載せませんので、ご自分の目で確かめてきてください!
僕らが登った時はギリギリ薄雪が残るくらいの寒さでしたが、冬が進むにつれて雪もガシガシ積もっていくと思うので、この記事が世に出る頃にはきっと完全な雪山でしょうけどね…。笑
登頂
近丸新道は危険なのでお勧めしませんが、途中ロープを伝って渡ったり、大昔に使っていたであろうトロッコの線路が残っていたり、なかなか面白かったです。
分岐を抜けてからはずっと尾根を登っていくことになるので、急勾配が続きます。
時折開けたところから現れる富士山は絶景でした〜!
今回泊まった避難小屋には薪ストーブがあって、僕らはすごい楽しみにしてたのですが、後から来たおじさんが「臭いが染みつくからやんない方がいいよ」と言ってたので、諦めました…。
おじさんがいなかったら絶対やってたのに。笑
そして、はじめての山小屋泊ということでしたが、完全に舐めてました。
死ぬほど寒かったです。
夜中には気温は-8度で、飲み水とか全部凍ってました。
寝袋二枚重ねにして手袋・ネックウォーマー・ニット帽と完全防備で臨みましたが、低体温症みたいになって下山から2日間右手の拳が握れませんでした。
一番驚いたのが、夜中ベルト部分が痛くてお腹に指入れてたんですけど、たぶん手汗かなんかが凍りついて指がお腹に張りついちゃったことですね。笑
どんだけ寒いねん😨
でもその分、バーナーとコッヘルで料理した温かい山ごはんは格別でした!
同行者が全部用意してくれていて、美味しい野菜スープと焼肉を食べられました。
(焼肉はほんとはやっちゃダメらしい)
帰りには大滝温泉で一風呂浴びて、カツ丼を食べて帰ってきました。
そのカツ丼が美味すぎて山の記憶の半分くらいが塗り替えられました。
なんちゃって。
おわり