家猫とサボテン

家猫とサボテン

生きづらい人生ですがなんとなく生きていきます

孤独が孤独を救う。

なんか、涙が出てきた。

 

昨日は部活の引退試合で、気持ちよく勝って終わった。

その後同期と朝までカラオケにいて(半分は寝てたけど)、楽しかったはずだった。

 

でも、今はなんだか悲しみとか惨めさとかそういうネガティブな気持ちでいっぱいになって、そこにちょっとしたショックを受けて、気づいたら少しだけ泣いてた。

 

引退が悲しいってわけじゃない。

正直まだなにも実感できてないし。

 

どちらかというとみんなが楽しそうにしてるのを見てじぶんの不甲斐なさを痛感したというか、人間として失敗作なんじゃないかっていう内向きな気持ち。

 

もしこれが病院行くのも薬飲むのもやめたからだとしたら自分は相当愚かだなぁ。

 

楽しいところに水を刺すのが嫌で思ってることは言わなかったけど、もやもやする。

 

100%自分が悪くて、環境に適応できないのを他人のせいにしようとしてるんだろうなっていうのはわかるけど。

 

ていうか飲み会とかカラオケみたいな陽キャのノリが苦手なだけ。

そこに同期が嫌いとかつまらなかったとかそういうのは一切なくて、むしろ寝てるフリしてみんなが歌ったり騒いだりしてるのを聞いてたくらいだし。

 

なんかどうしようもなく不機嫌になってしまったのは、自分が嫌いで許せなかったから。

そりゃ誰しもできないことはあるし、できないことはやらなくていいって思うけど、できないことには変わりないし、できないのは自分の力不足だし。

 

っていうマイナス感情しか持てない自分がいる一方、常に前を向いて歩き続けてる人はいるし、そういう強さがほしい。

 

僕は他人を気にしすぎる。

それを優しいって言ってくれる人もいるけど、こうなった発端は小学校の時でなんとなく憶えてる。

 

今でもたまにあるけど、笑い取ろうとしたら変な雰囲気になったり、みんなの楽しそうな空気をぶち壊したり、しらけ芸にもならない、フォローもできないような会話ミスを連発する時期が昔もあって。

そのせいで、自分は脇役なんだなぁって自覚してあんまり先頭切って話をしようとはしなくなったし、大勢よりも2〜3人での会話を好むようになった。

 

あとは、仲良い友達がおしゃべりしてたから「なんの話してるの〜?」って聞きに行ったら「だめ、教えない」って言われたこともある。

まあこれは友達がこそこそ恋バナしてただけだから、それ以降そういうゴシップを楽しむみたいなの大嫌いになったんだけど。笑

 

僕は人並みに恋バナをする権利もないのかといじけて別の友達とつるんでた。

 

みんなが思う僕の優しさが、もしもこういう控えめなところのことを言ってるのだとしたらそれは間違ってる。

優しいんじゃなくて、ただ臆病なだけだよ。

 

人が読むようなブログに書いておいてなんだけど、ここまではただの愚痴。

そしてこれ以上書くことも特にない。

 

たった一通のメッセージを送るだけで涙が溢れてしまうくらいボロボロで、返ってきたメッセージ見てまた泣いて、そのメッセージを見返してはまた泣いて、僕は泣き虫でダサいけど、そこだけはそんなに嫌いじゃない。

自分にも感情があるんだって確認できるから。

 

そしてこういう時こそスラスラ文章が書けるし、書けば書くほど心が整理されていく。

 

メッセージに返事をする気が起きなくて無視しようとしたけど、かろうじてスタンプを返すくらいはできた。

 

この日記は一応は公開するけど、Twitterで共有しない限り、たいした人数には読まれない。

(その程度のブログなのかと思うと悲しいけど)

 

BiSHのアユニ・Dさんが「孤独が孤独を救う」って言葉があるって言ってて、まさにそうだなぁと僕は思ったので、僕のこの文章もいつか誰かを救っていたらこの上ないです。

 

 

おわり